令和で頑張るあなたに、昭和レトロな癒しの時間を。

スナック りーざ

入りたいけど、勇気が出ない…。お店の前まで行っては、引き返す…。誰しも、そんなお店が1つや2つ心当たりがあるのではないだろうか。
今回ご紹介するお店も、その内のひとつかもしれない。阪神芦屋駅から鳴尾御影線を東に4~5分ほど歩いた場所にある、「スナックりーざ」。事前情報を得ようと、”ググって”も情報はほとんど出てこない。ベールの包まれ方が好奇心を突き刺してくる。

お店があるのはビルの2階。ドキドキしながらドアを開くと、そこには昭和レトロという最近流行のワードがぴったりの空間が目の前に広がる。

お店の右手にカウンター席、左手にボックス席、そして、奥には「このコロナ禍をよくぞ生き残ってくれた!」と抱きしめたくなるカラオケ用のステージがある。

はじめましての私たちにも「こちらどうぞ~」と快く案内してくれるのは、この店のママと、りーざに勤めてウン十年のベテランスタッフのジュンちゃんだ。カウンターの中には常連さん達のウイスキーや焼酎がずらりと並んでいる。もちろん、ボトルを入れなくても1杯ずつお酒を頼むことができるのでご安心を。

「お店をはじめてちょうど50年ね」と話すママ。元々は京都の生まれということだが、友人とお店を開くために芦屋に住むようになったそうだ。当初は今の店舗ではなく、少し東側にお店を構え、昼間は喫茶店としても営業していた。しかし、震災で現在のビルに移転することになったという。

そんなりーざの自慢は、少しカーブしたカウンター。「お客さん同士が話しやすいようにね。ここで出会って、仲良くなってくれたらと思って」とママは言う。そんなママの言葉通り、あしやらへんメンバーも初めましてのお客さんと、一緒に「明日があるさ」を歌うほど楽しい時間を過ごすことができた。こうした出会いもスナックの素晴らしさである。

お店には芦屋に住む人や、この界隈で働く人がママやジュンちゃんに会いに来る。伺った日も、仕事終わりのスーツ姿の人たちや、常連さんとおぼしき男性がお店を訪れていた。初めてお店に入る時は少し勇気がいるかもしれないが、昔ながらのスナックが好きな方や、誰かと飲みながら話したい夜に、是非スナックりーざを味わってほしい。

なお、一緒に働いてくれる女性も募集したいそうなので、興味のあるママに相談してみてはいかがでしょうか。

スナック りーざ

テーブルチャージ/つきだし/ミネラル:各600円
ドリンク:1杯600円~ / ボトルキープ:4,000円~
カラオケ:1曲100円
※団体の方は料金設定の相談もできます。

住所:芦屋市大桝町7-3 清隆荘2階

TEL:0797-31-8931

営業時間:18:00~23:00

定休日:日曜・祝日

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