お気に入りは村上春樹と永瀬廉。

風文庫

初めてなのに妙に落ち着くノスタルジック空間。

阪急芦屋川から徒歩1分もかからない場所に、昭和の雰囲気が漂うレトロビルがある。
おそらく、街のあんなことや、こんなことを長きに渡って見てきたに違いない。
そんなビルの3階にお店を構えているのが古書店「風文庫」だ。

ドアを開けて店内へ入ると、所狭しと並べられた本と、店主の長谷川さんが出迎えてくれる。
お店には初めて来たはずなのに、なんとも落ち着く空気感。長谷川さんは、「風文庫の空間コンセプトが“おばあちゃんの家”だから」と言う。
おそらく、ここは多くの日本人に擦り込まれた原風景に近い場所だ。

本を探すだけじゃない。三度美味しい風文庫。

風文庫には、3つの楽しみ方がある。

1つ目は、シンプルに「古書探し」。小説や実用書はもちろん、絵本、児童書もずらりと並んでいる。店主の長谷川さんは絵本をこよなく愛する人なのだ。

2つ目の楽しみ方は、「貸しスペース探索」。
風文庫には木箱の貸しスペースが40個ほどあり、その中で契約者は好きな本を販売できる。つまり、風文庫という古書店の中に、さらに小さな古書店があるのだ。この個性豊かな小さな古書店を、一つずつ覗いていくのが実におもしろい。

3つ目は、「ギャラリー鑑賞」。
風文庫には展示スペースがあり、絵画や書の個展が開催される。雑貨やZINE(自費で作った小冊子)を制作している作家の商品が並ぶこともあるそうだ。

風文庫には新刊はほとんど置かれてない。

その代わりに、普通の書店にはない本やアートとの出会いがあるのだ。

風文庫店主 長谷川 貴子 はせがわ のりこ さん

父親の転勤で小学4年生から芦屋へ。以来、芦屋で育ち、芦屋で暮らしている。

好きな芸能人:永瀬廉(King & Prince)
※取材時点(ちょいちょい変わるらしい)

好きな作家:村上春樹

芦屋の思い出スポット:「芦屋グラス」。昔から長谷川さんが通っているBar。移転前のお店は村上春樹の小説『風の歌を聴け』のJ’s Barのモデルになっているとか。ちなみに長谷川さんと旦那さんとの出会いの場所でもある。

住所:芦屋市西山町11-6 303

営業時間:11時~18時

定休日:火・木曜日

Twitter:https://twitter.com/kazebunko

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